黒田の二名宝そろいぶみ

藤の花ほころぶ昭和5年4月19日より開催の第二回日本名宝展に
黒田侯爵所有の日本號とヘシキリ長谷部が出陳
当初わずか5時間のみの展示予定であったが、熱い要望により五日間に延長
連日、黒田の二名宝が読売新聞紙上をにぎわしていた。


その記録をまとめたものである。

誰かこれを見ぬと云ふ!

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編集注記
展示の大物のひとつ「法相宗秘事絵詞」が本文では「法相秘事絵詞」と 誤記されていたのを正しく“宗”の字を入れた。
どうしても判別できなかった字は■とした
旧字はなるべく現在常用で使われている漢字を使用。ただし日本号は日本號のままとした
 例:寶→宝、劔→剣
読み易さを優先した仮名←→漢字の表記入れ替えあり
 勿怪のさいわい→もっけのさいわい、けふ→今日、凡ゆる→あらゆる、頗る→すこぶる
旧仮名遣いは直してあるが、煽り文の部分には残した。(雰囲気優先)
 例:逃さぬやう

普段あまり使わない熟語の読みと意味
劈頭=へきとう   :ものごとの一番初め、冒頭
縹渺=ひょうびょう:はてしなくひろがる、かすかではっきりしない様
三昧境=さんまいきょう:雑念を離れた忘我の境地
峻烈=しゅんれつ:非常に厳しく激しいこと

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